日本とアメリカでは、言語や文化以外にも違う事がたくさんありますが、私にとって身近な違いは「解剖」です。
アメリカでは、Y切開といって両肩の近くから胸の真ん中へむかい直線に下がります。しかし、日本ではI切開といって顎の下あたりから真っすぐに下がります。 アメリカでは、エンバーミング前提での解剖ですので処置に必要な動脈はしっかりと残してくれます。 日本では、おそらくまだエンバーミングの認知が低いため解剖後の処置は考えられていないと思います。
私の個人的な意見ですが、Y切開ですと女性には胸元のあいたお洋服を着せてあげられますし、他にも小さな部分でY切開の方が当人や家族にとって良い気が・・・
愛する家族を亡くした方々にとって、解剖とは必要でありながらも、やはり悲しみが増す事柄だと思います。
エンバーミングによって、少しだけでもその悲しみを減らすことができれば、日本でもエンバーミングの良いところが広まれば、良いなと思っています。
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