先日、警察関係の方々とお会いして、ランチをしながらお話をする機会をいただきました。 お仕事に誇りをもちながらも、やはり悲しいケースには涙してしまう話を聞く事が出来て、大変貴重な時間を持つことができました。彼らは、エンバーミングの事をご存じで法医学側を通じて、エンバーミングの研修で知識を得たそうです。遠く海外の事故等で亡くなった方はケースによりエンバーミングされ、日本へ帰ってきてから、検案を受けるそうですが、国によってエンバーミングは大きな差があるそうです。日本のエンバーミングはとても丁寧です、とおっしゃっていました。日本でもエンバーミング資格者である私は、とてもうれしい気持ちになりました。日本人の器用さと、勉強熱心さは、エンバーミングに大きな貢献をもたらしていると思います。
薬品のご説明のために伺ったエンバーミング施設で、エンバーマーの方々と色々なお話をした時も、熱心な気持ちや、故人や家族のためにより良い技術を提供したい、という彼らの気持ちはとても清々しく感じました。こんなエンバーマーのいる施設のエンバーミングはもっと素晴らしい技術を習得して、日本のエンバーミングを引っ張っていくのではないかな、と感じました。
エンバーミングのご相談は 株式会社くぼた まで
Licensed Embalmer Rei Kubota
投稿者: 久保田豊
海洋散骨と樹木葬(樹林墓地)
府中から、エンバーミング、海洋散骨、小平霊園の樹林墓地をオススメしています
株式会社くぼた です。
今年もいよいよ小平霊園樹林墓地の募集が7月3日よりはじまります。樹林墓地は 生前から申し込みが可能なので、私も抽選に参加してみたいと考えています。
樹木葬と言われるカタチは散骨することではなく、さまざまな方法がありますが、基本埋葬する形になります。自然にご遺骨を還すわけではないのです。利点は、 限りなく自然の形ですが、そこにご遺骨があり、的確にお参りすることができます。
海洋散骨は確実に自然へ、海へ散骨します。ご遺骨を戻すことは不可能になります。(小平霊園樹林墓地も遺族に返却は不可能)
でも、海洋散骨は自然にお還する最後まで立ち会うわけですから、達成感や使命感は大きいのではないでしょうか?
手元供養として少しご遺骨を残す方法もあります。
お問い合わせは ➢ 株式会社 くぼた
平成29年度 小平霊園 樹木、樹林墓地申込み日時発表
東京湾 委託海洋散骨 東京ゲートブリッジ沖
東京都府中市から、エンバーミング、海洋散骨、小平霊園樹林墓地をオススメいています。
株式会社 くぼた です。
今回は委託海洋散骨を東京ゲートブリッジ沖で執り行いました。
委託散骨とは、お客様が乗船せず弊社スタッフが代わりに
海洋散骨のお手伝いをさせていただく事を言います。
前日は大雨でしたので心配してましたが、マリーナに到着後には快晴になりました。(感謝!)
新木場にある夢の島マリーナを出航し東京湾へ。
湾内へ出た途端波が激しくなりました。南風が凄かったです。自然を相手に行う事なので安全第一です。
お手伝いさせていただきました。黙とうし、散骨後は献花、献酒を行い私の場合は手を合わせます。そして帰港します。
委託散骨にされるお客様には、ご年齢やお身体の事情で船に乗船できない方、遠方の方、身寄りのない方など、ご事情は様々です。ご家族になりかわり、我々もこころしてお手伝いさせていただいております。
後日、景色、お天気、雰囲気など、どのような感じだったのかを少しでもお客様が乗船いただいたお気持ちになれればと、一連の写真を収めたアルバムと簡易海洋散骨証明書、手紙を添えて依頼者様に郵送しています。
ご相談、ご質問は➢ 株式会社 くぼた
エンバーミング 学ぶこと
先日の上級修復処置の内容ですが、セミナーの概要によりますと
1)ひどい浮腫のケース 2)頭部及び顔の大きな欠損ケース 3)頭部及び顔の大きく損傷したケース 4)柔らかい組織の損傷ケース 5)様々なタイプの損傷 6)骨折した骨が飛び出したケース 7)銃での損傷のケース 、この7つをメインで1週間朝の9時から17時まで講習と実地を受けます。今まで、上記のようなケースでご対面可能に出来なかったエンバーマーも、多くのケースでご対面可能に出来るようになったと、卒業した生徒さんたちが言っているそうです。 ご対面が不可能となってしまった悲しいケースがいくつかある私には、とても興味深く、早く受講したい気持ちでいっぱいです。
日本では、銃で亡くなる方は少ないと思いますが、ひどい浮腫のケースや柔らかい組織の損傷修復はとてもためになると感じています。事故で亡くなった方の多くが目の周りに内出血されていて、腫れています。これは、目の周りの血管が細いので衝撃を受けやすいのと、目の周りの筋肉が目を取り囲むようになっているため、また目の周りの皮膚が薄いため、と考えられます。軽い内出血の場合ですと、くぼたの輸入しているRex36やHexyの使用により改善可能ですが、やはり難しい問題のひとつです。ハワイでエンバーマーとして働いていた頃に、ワークショップを受講しました。その時は、数時間の講習だったので目の周りの内出血の改善のみを学びました。それは、今でもとても役立っています。学ぶことは、時間もお金も要するので簡単にはいきませんがチャンスがあれば、もっともっとエンバーマー、葬儀社の方、医療従事者の方々とお話が出来たらいいなと考えています。
エンバーミング、ご遺体に関する質問やご相談は 株式会社くぼた まで
Rei Kubota-Licensed Embalmer of Hawaii/ Funeral Director of California