前向きな考え方

東京都府中市からエンバーミング、海洋散骨、小平霊園樹林墓地をオススメしています 株式会社 くぼた です。

上の写真の猫は以前家族だった、リルです。病気でお別れすることを感じてからは、悲しく、辛い気持ちが続き、亡くなった後はさらに辛さが増す日々でした。幸い、私にはタイミングがあり悲しみを受け入れることができました。

「死」という事で本人だけではなく周りにとっても大きな事柄なのですが、私は健康な状態では考えずにそのうちに、と楽観視してしまっていました。

海洋散骨のお手伝いをさせていただいて、お打ち合わせでお聞きすると、先ほどの私の考えは甘いもので、もっと切実に、真剣に死をご生前から考えている方は多くいらっしゃいます。

以前お手伝いさせていただいた方は、奥様がお亡くなりになりましたがお子様はいなく、親戚もいないのでご主人だけになり、今後どうするのか考えて自分が亡くなったら妻の遺骨と一緒に海洋散骨してほしい、と打ち明けてくれました。葬儀関係者への生前のご相談は増えてきていますが、果たしてこのような相談に生前予約という葬儀だけでの対応で、家族のいない方へのきちんとした答えになっているのでしょうか?

方法としては司法書士の先生にご相談するのがベストと考えます。手順として

1)任意後見契約を行う

2)遺言を作成する

3)死後事務委任をしっかりと契約する

当然費用はかかりますが、本当に自分の希望を添えるよう死後手続きを考えているならば、そうすべきと考えます。法的に守られ、その中で我々葬儀関係者はお手伝いすることが健全であるからです。弊社では司法書士の先生と協力しご生前からのお悩みを解決できたらと考えています。

ご相談は➢株式会社くぼた

提携司法書士➢吉祥寺南司法書士事務所

 

 

エンバーミング 同意書

エンバーミングを希望される方は、葬祭ディレクターまたはエンバーマーよりエンバーミングについてのご説明を聞くことと思います。そのご説明を理解された後に、エンバーミング同意書に署名捺印をしていただきます。これは、処置によりお身体に切開をし、薬品を注入するためですので、ご理解していただき同意をしてもらいます。それ以外にも、事故やご病気で様相が大きく変わり修復処置が必要な場合もご説明をして、同意書に署名捺印をいただきます。ご家族へのご説明は、必要な時こそ言葉を選びながら、しかししっかりとご説明しなければなりません。出来る事、出来ない事も言葉を濁さずしなければなりませんので、悲しみの中に入る方には、厳しく感じてしまうかもしれません。でも、多くの方がエンバーミング後のご対面に喜んでいただいているのも事実です。エンバーミングのご説明は耳を傾け、わからない事にはきちんと質問をして、ご対面のその瞬間をお待ちいただきたいと思います。

エンバーミング、その他故人様のお身体のこと等ご質問は 株式会社くぼた まで

Licensed Embalmer Rei Kubota

 

エンバーミング 日本では

感染症新法で結核を除く第一類から第三類までの感染症は、現在日本でのエンバーミングをお断りさせていただくケースとなっています。また、疥癬とCJD(クロイツジェイコブ病)もお断りさせていただいています。また、蛆虫が発生している場合は、エンバーマーの判断で蛆虫が体内にいる予測をいたしますので、お断りする場合もあります。その他は、必ずしも可能ということではなくその施設個々での自主規制があると思いますので、気になる方はお願いしようとしている葬儀社や施設に確認されたほうが良いと思います。では、それ以外のケースではどのような方でもご生前と同じように戻るのかと思われる方は多いと思いますが、それも残念ながら違います。お亡くなりになった死因は、エンバーミング処置にとって大事なキーポイントですが、その他にも様々な状況により影響を受けることは多くあります。死因と連なる病気や、亡くなった場所、年齢、性別、など関係してきますので生前と同じに戻すのではなく、「出来る限り近づける」という言葉が一番近いでしょう。

ご相談は 株式会社くぼた まで

License Embalmer : REI KUBOTA

エンバーミング 損傷

故人の情報として、高いところから落ちた方や、事故の方は特にお身体にどのような損傷があるかしっかりと確認します。報告にないたんこぶ、裂傷、切り傷、針の痕、骨折などです。たんこぶは、報告になく、エンバーミング前に見えなかったものでも、薬品注入後に膨らんできたリ、点滴注入部は膨らんで変色したり、見えるか見えないか小さな穴でも薬品が漏れたり、骨折の場合は薬品が浸透しない場合もあります。骨折は、正しい位置に戻してからでないと注入後に違った形のまま固定してしまったり、骨折の辺りに薬品が溜まり、裂けた部分を縫合してもご納棺の際に漏れてしまったりする場合もあります。頭部の骨折は、場所にもよりますが顔に大きな傷がなくても内側で衝撃により骨折している場合も多く、元のお顔とは違ってしまう場合もあります。

ご相談は 株式会社くぼた まで

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エンバーミング 故人とつながる人々

最近では、エンバーミングという言葉を耳にする機会が増えてきているように感じます。先日ご連絡いただいた看護士の方よりご質問をいただきましたので、こちらでご紹介させていただきます。お仕事柄か、エンバーミングへの知識も豊富で色々とご存じでらっしゃいました。ご質問内容は、「大動脈解離で亡くなった方のエンバーミングは問題ないか」という事でした。エンバーミング処置は可能ですが、問題がないとは言い切れません。前述にもあるように、処置をして生前に近づけるには死因だけではなく様々な要因が関わってきます。全てのケースに通じることですが、状況を伺い、処置後の予測に関してご家族にしっかりとご説明をし、その身体の変化に対応するよう処置をすすめることが必要となります。エンバーミングには心臓や血管が必要であることをご理解いただいた上での素晴らしいご質問でした。これからは、医療に携わる方や、介護をされている方、葬儀社、エンバーマー、セラピストなど手をつなぎ、故人やそのご家族へお手伝いすることが大事なように感じます。異業種といえど、その方々にとっては、重なり合う部分が多いのですから協力しあえたらいいな、と感じました。

エンバーミングへのご相談は (株)くぼた まで

Licensed Embalmer/Licensed Funeral Director  :Rei Kubota