エンバーミング 公衆衛生

よく、エンバーミングはアメリカが土葬を選ぶお国柄だから普及している、クリスチャンが多いから普及している、と言う声を聞きます。 それは嘘ではありませんが、正しい答えでもありません。アメリカのエンバーミングの普及には公衆衛生が深く関わっていると考えられます。

例えば、病院でお亡くなりになったほとんどの方は自宅へ帰ることがありません。 そして、一般会葬者を招いての葬儀で柩の蓋を開け、対面を望む場合には基本的にエンバーミング処置をすることが、決められています。それは、亡くなった方のお身体には目に見えないウイルスや病原菌等を考慮しての規制なのです。

日本では、ご自宅へ帰れる方もいらっしゃいますが、それも年々減ってきていると聞きます。その多くの理由が住宅的な環境的な問題のように感じます。

公衆衛生という言葉に敏感になりすぎてもいけませんが、お子様や高齢の方がいらっしゃる場合には、余計な心配などしないですむエンバーミング処置をひとつの選択として覚えているのも良いと思います。

エンバーミングのご相談は 株式会社くぼた

Licensed Funeral Director /Licensed Embalmer
REI KUBOTA