お化粧に関していつも思うのですが、多くの方が変色等を隠す際になぜか薄くなってもらいたい気持ちがせんこうするのか、白い色をのせてしまいます。そうすると、結局は下に隠れている濃い色がうっすら見えてきてしまいます。頭にカラーホイールを思い浮かべながら、隠すための必要な色を濃いほうから徐々に薄くしていくと自然に、しっかりと隠すことが出来ます。
病気や死因等でお肌に血色が感じられない場合にお化粧をある程度してから、赤やピンクの血色を出そうと重ねますが特に男性ですとお化粧をしている感じが出てしまうので違和感が出てしまいます。肌の色をのせる前に血色が出る部分に赤やピンクをのせてから、肌色を重ねます。
エンバーミングをしなくても、お化粧をしていると、その故人と対話をしている気持ちになります。女性の方には口紅のひとさしを、男性の方にはクリームを、ご家族にしていただくと良いですね。
エンバーミング、お化粧についてご質問がある方は 株式会社くぼた まで
カリフォルニア州葬祭ディレクター/ハワイ州エンバーマー 久保田 玲