悲しみによる肉体的な影響

こちらではエンバーミングに関してお知らせをしていますが、本日はわかりやすく書いてあった悲しみが起きた時のお話があったのでご紹介します。

愛する人を亡くした時に、悲しみや寂しさという感情が起こることは多くの方が予期できますが、実は身体にも様々な症状が起きることがあります。例えば、眠れない、胸や胃の痛み、過食、拒食、集中できない、記憶があいまい、亡くなった方の病気と似た症状、等です。これらは、悲しみを感じた時の身体の変化としてはとても正常なことなのです。しかし、身体的につらい症状が続く場合、感情へ悪く働いてしまう場合もあります。身体がつらければ、無理をせず病院へ行くことをおすすめします。病院へ行く前に自分で出来そうでしたら、下記を参考に行ってみて下さい。

1)休む:精神的な疲労は身体的な疲労につながりますので、身体を休ませます。眠れない時は無理に眠ろうとせず、ハーブティを飲んだり優しい曲を聴いてリラックスをします。

2)自分自身にやさししてあげる:やらなければいけない事を減らして、まぁいいか、の気持ちを大事にします。

3)健康な食事:水分をきちんと摂取し、健康的な食事をこころがけます。

4)良くない習慣を避ける:お酒や薬を多く摂取すること、過食をやめます。良くない習慣は、その悲しみを一時隠すだけで助けにならないだけでなく、心の穴を埋めていく大事な時間を遅らせてしまいます。

この文は、小冊子で用意されていたものです。日本語に訳しても分かり易く、親しみやすさを感じました。悲しみに伴う症状とは多様であり、人それぞれですよね。あまり他人と比較せず、無理をせず、評価をせず、ゆっくりと自分と向き合う時間を持てたらいいなと感じます。

Licensed Funeral Director of California Rei Kubota