エンバーミングをしてきて、私はどの故人にもその時の精一杯で施術をしています。しかし、完璧ということは難しく、ご家族に喜んでいただいても、もっとこうすれば、ああすれば、と考えることがいつもあります。こんなことを話すと、そんな後悔されたら故人の立場がないと思われる方もいるかもしれません。防腐を主としているのがエンバーミングですが、やはりできる限り自然にを心がけ、施術後にメイクをして私の元を離れてしまうと、ご火葬日まで色々な意味で心配をしたりご家族はどう思われているか、ゆっくりとしたお別れができているかと、やはりずっと胸のうちにいます。火葬日の朝はつながっている空を見上げながら、独り言で「お疲れさまでした」というのが日課となっています。
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Hawaii State Licensed Embalmer 久保田 玲