エンバーミングの歴史

弊社はエンバーミングの薬品や機材をアメリカからESCO社日本輸入販売元として日本のエンバーマーの皆様にお役に立てればと活動しております。             株式会社くぼた

ESCO社は、1886年の413日に、ドイツ生まれのビジネスマンDolge氏と薬剤師のHuncke氏合同会社として、ブルックリンのNYに設立されました。そして、1893年に現在の名前である Embalmers Supply CompanyESCO)に改名されコネチカット州へ移動しました。

当時はまだ現在の防腐のメイン薬品であるホルムアルデヒドはなく、エンバーミングの薬品は砒素を中心としていました。1889年にアメリカ初のエンバーミングの学校を設立し1891年にエンバーミングの薬品として、砒素、水銀、亜鉛を含有したものが一番良いであろう薬品として製造されました。

1898年に初めて、ドイツよりホルムアルデヒドが輸入され、ホルムアルデヒド含有のエンバーミング薬品が販売されたのは、1900年でした。

 北米で数あるエンバーミング薬品や備品を販売する薬品会社の中でも、ESCOは歴史が長く、新しい開発をしながらも昔からある、優秀な製品は今でも多くのエンバーマーに愛され使用され続けています。 エンバーマーには個人の好みや、使い勝手があると思いますが、ケースにより良い製品を正しく使い分ける事は、故人や愛する方を亡くされた家族へ我々エンバーマーが出来ることではないでしょうか。

エンバーミング、薬品、化粧等の質問がございましたら、

株式会社くぼた まで

 

Licensed Funeral Director/Licensed Embalmer

REI KUBOTA

エンバーミング 外伝1

お化粧に関していつも思うのですが、多くの方が変色等を隠す際になぜか薄くなってもらいたい気持ちがせんこうするのか、白い色をのせてしまいます。そうすると、結局は下に隠れている濃い色がうっすら見えてきてしまいます。頭にカラーホイールを思い浮かべながら、隠すための必要な色を濃いほうから徐々に薄くしていくと自然に、しっかりと隠すことが出来ます。

病気や死因等でお肌に血色が感じられない場合にお化粧をある程度してから、赤やピンクの血色を出そうと重ねますが特に男性ですとお化粧をしている感じが出てしまうので違和感が出てしまいます。肌の色をのせる前に血色が出る部分に赤やピンクをのせてから、肌色を重ねます。

 エンバーミングをしなくても、お化粧をしていると、その故人と対話をしている気持ちになります。女性の方には口紅のひとさしを、男性の方にはクリームを、ご家族にしていただくと良いですね。

エンバーミング、お化粧についてご質問がある方は 株式会社くぼた まで

カリフォルニア州葬祭ディレクター/ハワイ州エンバーマー 久保田 玲

エンバーミング 公衆衛生

よく、エンバーミングはアメリカが土葬を選ぶお国柄だから普及している、クリスチャンが多いから普及している、と言う声を聞きます。 それは嘘ではありませんが、正しい答えでもありません。アメリカのエンバーミングの普及には公衆衛生が深く関わっていると考えられます。

例えば、病院でお亡くなりになったほとんどの方は自宅へ帰ることがありません。 そして、一般会葬者を招いての葬儀で柩の蓋を開け、対面を望む場合には基本的にエンバーミング処置をすることが、決められています。それは、亡くなった方のお身体には目に見えないウイルスや病原菌等を考慮しての規制なのです。

日本では、ご自宅へ帰れる方もいらっしゃいますが、それも年々減ってきていると聞きます。その多くの理由が住宅的な環境的な問題のように感じます。

公衆衛生という言葉に敏感になりすぎてもいけませんが、お子様や高齢の方がいらっしゃる場合には、余計な心配などしないですむエンバーミング処置をひとつの選択として覚えているのも良いと思います。

エンバーミングのご相談は 株式会社くぼた

Licensed Funeral Director /Licensed Embalmer
REI KUBOTA

 

手元供養

東京都府中市から多摩地域に、エンバーミング、海洋散骨、小平霊園樹林墓地をオススメしています

株式会社くぼた です。

手元供養、ご自宅に少量のご遺骨を容器におさめて供養する、またはご遺骨が入れられるペンダントで常に肌身離さずお持ちする方法などを言います。近年かなりのご要望があり認知されてきています。

供養される方の考え方で決まると思いますが、あるお客様の考え方は「遺骨を別々にするのはかわいそう。だから全て海洋散骨したい。」とおっしゃる方もいれば、「寂しいから家族で少しでも残して手元供養したい。残ったご遺骨は海に。故人の希望通りに。」などご意見は様々です。

どちらも間違ってないと思います。選択肢がありますので、ご生前に真剣にご家族などと話し合うのは大切な事ではないでしょうか。個人的にはシンプルで素敵なご供養の在り方だな、と思います。

ご質問、お問い合わせなどございましたら、こちらまで➢ 株式会社くぼた

Quoted from Soul jewelry and Annquon.

お近くでご相談されるのが、何よりの安心かと思います。

葬儀従事者ができること

東京都府中市から、エンバーミング、海洋散骨、小平霊園樹林墓地をお勧めしています

株式会社くぼた です。

葬儀に携わるお仕事をさせていただいて常に思うのですが、お手伝いをしていても満足のいく答えが出てこない。お客様の要望にお応えするのがベストなのですが、それだけで良いのかと考えてしまいます。例えば、亡くなられた方は本当に満足いただいたのだろうか?と、、、

もう随分前にご紹介頂いた葬儀社の名刺の裏側に、

「喪主にご満足いただく、会葬者に喪主の代わりに接待し滞りないようにする、最後に故人がご満足いたたけるよう努力する」

のような事が記載されていまして、その時私は感銘を受けました。まさに、喪主、お客様、そして故人様の全てが満足いく仕事ができたら葬儀社として素敵だろうなと思っていたからです。

いくら、葬儀のスペシャリストでも我々葬儀社は故人の事を知りません。喪主や周りのご遺族のお話を拝聴し、始めて故人のお人柄を知ることができます。ご遺族がお悲しみのなか、故人のお人柄をお聞きするのも難しい場合もありますが、我々は出来るだけ満足いくご供養になるよう努めていかなければならないのです。

何が良いのか、もしかしたら喪主もわからないのかもしれません。だからこそ葬儀に関わる者は遺族とのコミュニケーションが大切なのではないでしょうか。永遠のテーマかもしれませんが、精進するしかないのです。

海洋散骨、エンバーミング、樹木葬などご供養の選択肢がふえてきました。お近くでご相談いただくのが何よりの安心かと思います。

ご相談は ➢ 株式会社くぼた