感染症新法で結核を除く第一類から第三類までの感染症は、現在日本でのエンバーミングをお断りさせていただくケースとなっています。また、疥癬とCJD(クロイツジェイコブ病)もお断りさせていただいています。また、蛆虫が発生している場合は、エンバーマーの判断で蛆虫が体内にいる予測をいたしますので、お断りする場合もあります。その他は、必ずしも可能ということではなくその施設個々での自主規制があると思いますので、気になる方はお願いしようとしている葬儀社や施設に確認されたほうが良いと思います。では、それ以外のケースではどのような方でもご生前と同じように戻るのかと思われる方は多いと思いますが、それも残念ながら違います。お亡くなりになった死因は、エンバーミング処置にとって大事なキーポイントですが、その他にも様々な状況により影響を受けることは多くあります。死因と連なる病気や、亡くなった場所、年齢、性別、など関係してきますので生前と同じに戻すのではなく、「出来る限り近づける」という言葉が一番近いでしょう。
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